パクパクごはん

食べることに興味を持つことがたくましく生きるための第一歩となります。
幼児期は生涯にわたる食習慣や食への考え方が身につく大事な時期。
「食は生きていくうえでの基本」の考えのもと、子どもたちが食を楽しみ、
食に興味を持ち、食について考える機会を日頃から設けています。
食べるだけではなく、食材を育てたり、料理をすることで、
食を身近に感じてほしいと考えています。

[例1]給食

たくさん遊んだあとは、待ちに待ったお昼ごはん。地元の新鮮で安全な食材を使った給食は全て手作りです。栄養のバランスはもちろん、季節に合った食材を使用することで子どもたちの味覚を養い、食べ物に対する感謝の気持ちや、調理してくれる人への感謝の気持ち、食文化の大切さを伝えます。

*給食当番 *手洗い・歯みがき

年長児は5月頃から、年少児は10月頃から給食当番をしています。お茶やお皿を配ったり、食後の片付けやゴミ拾いなど、張り切って行っています。みんなのために頑張って行おうとする気持ちが育ちます。

ごはんの前はしっかり手洗い。バイ菌をちゃんと落とします。
おいしい給食を召し上がれ!
給食を作ってくれた調理師専門学校の学生さんと一緒にごはん。おいしいごはんありがとう!
おっとっと、こぼさないように慎重に。
ごちそうさま!
食べ終わった食器は決まった位置に持っていきます。
食べ終わったら歯磨き。きちんと磨くから、
虫歯なんてありません。

[例2]栽培

普段何気なく食べているお米や野菜も、自分で育ててみると大変! 毎日水やりしたり、草ぬきをしたり、肥料をやったり、どこまで成長したかをみんなで観たり、大切に育てています。自分たちが食べる物を育てることによって、食べることに対する興味や関心を育てると共に、生産者の人や、自然の恵みへの感謝の心も育てます。

毎日水やり。早く大きくならないかな?
待ちに待った収穫です。こんなに大きくなったよ!
秋にはお米を収穫します!

[例3]収穫した野菜をお料理

「何にして食べようか?」子どもたちと相談し、収穫した野菜で料理作り開始!
自分たちで育てたものだから、苦手なものも食べられます。収穫の喜びと共に、食べ物を大切にする気持ちも育ちます。

包丁トントン。教えてもらった持ち方で野菜を切ります。
野菜も自分たちで洗います。
下準備も力を合わせて。

[例4]パーティー・伝統行事

幼稚園では、お芋パーティーやクリスマスパーティーなど、みんなで料理を作ったり、食べたりする会があります。
子どもたちのアイデアで、いろいろなメニューに挑戦!

外で食べるごはんは、いつもよりおいしいね!
今日はクリスマスパーティー。先生からのプレゼント。
餅つきは、先生と一緒にお餅をペッタン!

[例5]テーブルマナー

年長児はレストランでテーブルマナーの経験も。フォークやナイフで食べるなんてドキドキ。

野菜当てクイズ。いろいろな野菜が使われているんだね!
ナイフやフォークの持ち方も教えてくれます。
さあ、上手に切れるかな?

[例6]夏休み親子食育セミナー

栄養士の先生と、食育インストラクターの資格を持った先生が、料理や栄養について教えてくれます。お家の人と一緒にごはん作りにチャレンジ!
出来上がったランチは、おいしくて、苦手なものもペロリと食べられてしまいます。親子でいろいろなものをバランスよく食べる大切さも学び、家庭での食生活にも活かせます。

お母さんと一緒にする料理は楽しいね!

保護者のみなさまの声

  • 給食の試食会に参加し、たくさんの種類の野菜が食べやすく小さく切って入っていて、感動しました (U.S)
  • パーティーで、全園児で準備、料理をして食べるのがとても楽しかったようです。自分たちの料理作りが楽しくて、嫌いな野菜も食べられるようになりました(O.S)
  • 息子は苦手なトマトも幼稚園での栽培活動がきっかけで、食べられるようになりました(N.R)
  • 季節の食材を使って、子どもがおいしく食べられるように考えられた献立がうれしい(K.K)
  • のびのび遊び
  • わくわく体験